OASPA、Crossrefに登録した引用データのオープン化を会員に義務化

2019年09月06日

北米・中南米 ヨーロッパ

OASPA(Open Access Scholarly Publishers Association、オープンアクセス学術出版社協会)は、9月3日、Crossrefに引用データを登録している同協会の会員に対し、I4OC(Initiative for Open Citations)に準拠した引用データのオープン化を、2020年1月から義務づけると発表した。

Crossrefに登録した引用データのオープン化率は、I4OC設立前は1%、今は56%まで伸びているが、これを100%にすることを目指している。オープン化するには、Crossrefにその旨をメールで伝えるだけでよい。

[ニュースソース]

OASPA and the Initiative for ​​Open Citations ― OASPA 2019/09/03 (accessed 2019-09-05)

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