OASPA(Open Access Scholarly Publishers Association、オープンアクセス学術出版社協会)は、9月3日、Crossrefに引用データを登録している同協会の会員に対し、I4OC(Initiative for Open Citations)に準拠した引用データのオープン化を、2020年1月から義務づけると発表した。
Crossrefに登録した引用データのオープン化率は、I4OC設立前は1%、今は56%まで伸びているが、これを100%にすることを目指している。オープン化するには、Crossrefにその旨をメールで伝えるだけでよい。
[ニュースソース]
OASPA and the Initiative for Open Citations ― OASPA 2019/09/03 (accessed 2019-09-05)
[小欄関連記事]
2017年11月30日 Crossrefに登録されたジャーナル論文の参考文献のOAは50%超
2017年04月13日 制限のない引用データの利用を促進するI4OCが正式に設立