PLOS、プレプリントへのフィードバックを査読に活用するパイロットプロジェクトを開始

2019年11月13日

北米・中南米

PLOSは、11月5日、プレプリントへのフィードバックを、査読(ピアレビュー)に活用するパイロットプロジェクトを開始すると発表した。

本プロジェクトは、プレプリントに対する研究コミュニティーからのフィードバックが、査読の質やスピードの改善に役立つか検証するもの。PLOSプレプリント投稿システムを利用した、PLOS Computational Biology、PLOS Genetics、PLOS Neglected Tropical Diseases、PLOS Pathogensの4誌の原稿を対象に実施する。

プロジェクト期間中、同ジャーナルの編集者にはプレプリントに付された研究コミュニティーからのフィードバックが提供され、査読に有用なコメントを活用することができる。PLOSは、今後、本プロジェクトを通じて著者、編集者から得た知見を広く共有していくという。

[ニュースソース]

Community Comments and Peer Review:A preprint commenting pilot at PLOS ― PLOS 2019/11/05 (accessed 2019-11-08)