Nature誌は、11月26日、"Ukrainian open index maps local citations"と題する記事を公開した。
本記事は、ウクライナの教育科学省および国立科学技術図書館が立ち上げたデータベース"OUCI(Open Ukrainian Citation Index)"を紹介したもの。
本データベースは、CrossrefのCited-byサービスを利用するすべての出版社の引用データ、ScopusやWeb of Scienceなどの情報を取り込んでおり、ウクライナ国内のジャーナルで扱われた研究トピックや関心度の関係を追跡するのに役立つという。
また本データベースは、引用データの無制限の利用を促進する、学術出版社や研究者などによるイニシアチブI4OC (Initiative for Open Citations)をサポートするものだという。
[ニュースソース]
Ukrainian open index maps local citations ― Nature 2019/11/26 (accessed 2019-12-04)
Ukraine supports the Initiative for Open Citations (I4OC) ― Zenodo 2019/11/13 (accessed 2019-12-04)
[小欄関連記事]
2018年02月20日 米国微生物学会、I4OC(Initiative for Open Citations)への参加を発表