TheScientistは、12月2日、"Elsevier Progresses in Open-Access Deal Making"と題する記事を公開した。
本記事は、Elsevier社が、ヨーロッパのコンソーシアムや米国の大学とこれまでに締結した契約や交渉が決裂した動向を分析したもの。
契約を締結したスウェーデンのBibsam、ハンガリーのEISZ(Electronic Information Service National Programme)、米国のCarnegie Mellon University(カーネギーメロン大学)などの契約概要や契約内容の違い。交渉が決裂したドイツのDEALプロジェクトやUC(University of California、カリフォルニア大学)の決裂理由。そしてElsevier社が、ジャーナルの購読や出版にとどまらずデータベースや研究ツール、分析ツールなどを含めたパッケージ契約を模索していることなどを示している。
[ニュースソース]
Elsevier Progresses in Open-Access Deal Making ― TheScientist 2019/12/02 (accessed 2019-12-06)