SONAR、ヨーロッパにおけるOA分析の傾向、連続分析法などを公開

2019年12月19日

ヨーロッパ

SONAR(Swiss Open Access Repository)は、12月9日、ヨーロッパにおけるOA(オープンアクセス)分析の傾向、連続分析の方法、SONARの方向性などを公開した。

OA分析の近年の傾向として、OAの定義に関する議論が現在も進行中であり、OAの分類はUnpaywallの分類が多用される一方で、その他の分類も提案されているという。

分析については、1回きりの分析から連続分析へと移行する動きがあり、分析にはWeb of ScienceやScopusのデータソースが用いられているが、他のデータソースあるいはプラットフォーム構築を模索する動きもあると述べている。

その他チェコ、スロバキア、オーストリア、デンマーク、オランダ、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国で行っている連続分析の方法や、SONARの方向性についても示している。

[ニュースソース]

On Open Access Analytics in Europe ― Sonar 2019/12/09 (accessed 2019-12-10)

[小欄関連記事]

2018年08月20日 Unpaywallはもはやなくてはならないツール(記事紹介)