NISTEP(科学技術・学術政策研究所)は、1月6日「博士課程在籍者のキャリアパス意識調査:移転可能スキルへの関心と博士留学生の意識」を公開した。
これは、博⼠課程在籍者等(修⼠を含む)499名を対象に、課程修了後のキャリアパスおよび移転可能スキルなどについて調査したもの。
本調査から、移転可能スキル(アカデミアのみならず社会で活躍する人材育成のためのスキル)については約30%が学ぶ機会を得ているが、同じように約30%が自主努力あるいは学ぶ機会がないこと、博士課程で身に着けたい能力はわが国では専門性や語学力が中心で、倫理や産学連携等には関心が薄いことなどがわかった。また、調査対象含まれている博士課程留学生等118名には、わが国で活躍するうえでの課題を調査している。
調査結果はこちら(html)
※以上、NISTEP(accessed 2020-01-08)
[ニュースソース]
博士課程在籍者のキャリアパス意識調査:移転可能スキルへの関心と博士留学生の意識[DISCUSSION PAPER No.176]の公表について ― NISTEP 2020/01/06 (accessed 2020-01-09)
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