Science誌は、1月13日、"Eight publishers to volunteer pricing info in pilot study"と題する記事を公開した。
本記事は、IP(Information Power)社のレポートで示された基本タイトルメタデータなどの3つのセクション(全24項目)からなる、OA価格およびサービスの透明性向上のための枠組みもしくはテンプレートを、Springer Nature社、PLOS、Annual Reviewsなど出版社8社が試行するプロジェクトを紹介。
本プロジェクトは、1月から3月末までを予定。成果が上がった場合、助成機関が類似の枠組みもしくはテンプレートへの利用を求める可能性があることや、難色を示す出版社のコメント、規模やビジネスモデルがそれぞれ異なる出版社が参加していることなど、本プロジェクトの概要や特徴を示している。
[ニュースソース]
Eight publishers to volunteer pricing info in pilot study ― Science 2020/01/13 (accessed 2020-01-15)
[小欄関連記事]
2019年09月20日 IP社、OA出版サービスおよびその費用の透明性向上のための枠組み構築プロジェクトの開始を発表