OpenAIREは、1月19日、"Open Science for the implementation of the UN 2030 Agenda"と題する記事を公開した。
本記事は、UN Dag Hammarskjöld Library とSPARC(Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition)が共同で、2019年11月19日にニューヨークのUN(United Nations、国際連合)本部で開催した"United Nations Open Science Conference"の概要を紹介。
オープンサイエンスとオープンリサーチに関する議論をグローバルレベルへと高め、 SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)におけるオープンサイエンスの役割を検討することを目的に、OpenAIRE、Hindawi社、LA Referencia、Scielo、AfricanLII ほか、若手研究者、図書館長や政策立案者が参加し、"Towards a Global Science Commons"をテーマに議論を行ったことなどを記している。
そのほか、「オープンサイエンスはSDGsを促進する」「公的資金による科学はオープンサイエンスであるべき」「SDGsの達成のためでなく、SDGsに示された人類の目標に向かって協働すべき」など全7項目についてコンセンサスを得たことや、"Roadmap to a Science Commons"の5原則を提案したことなども紹介している。
[ニュースソース]
Open Science for the implementation of the UN 2030 Agenda ― OpenAIRE 2020/01/19 (accessed 2020-01-20)