CUP(Cambridge University Press、ケンブリッジ大学出版局)は、1月27日、日本のJUSTICE(Japan Alliance of University Library Consortia for E-Resources、大学図書館コンソーシアム連合)とRead & Publish契約(オプトイン形式)を締結したと発表した。契約期間は2020年から2022年までの3年間。
これにより、JUSTICE加盟機関は、Read & Publishモデル※あるいは購読料モデルのいずれかを選択できる。
Read & Publishモデルを選択した場合、FTEごとに定められた購読費とOA(オープンアクセス)出版のための追加費用を支払うことで、契約に含まれるコレクションの対象タイトルに無制限でOA論文を出版でき、現行契約で購読しているジャーナルにアクセス可能となる。
本契約は、JUSTICEにとっては初、CUPにとってはアジア初の本格的なRead & Publish契約であるという。
※ジャーナルへのアクセスおよびOA(オープンアクセス)論文出版のためのAPC(論文掲載料)を一括して支払う契約形態
[ニュースソース]
Press strikes first major read and publish agreement in Japan ― CUP 2020/01/27 (accessed 2020-01-29)
Cambridge University Pressが、JUSTICEにRead & Publishモデルを新提案 ― JUSTICE 2020/01/28 (accessed 2020-01-29)