AMED(Japan Agency for Medical Research and Development、日本医療研究開発機構)は、2月3日、「新型コロナウイルス関連の研究成果およびデータの迅速な共有に関する声明」に署名したと発表した。
同機構は、論文が学術誌で出版されるまで、研究データや研究成果を公開しないことが研究者の規範となっているが、感染症などの流行に対処するためには、優れたものほど素早く、広く共有することが重要だと指摘。
同機構は、感染症の流行に対処するため、研究データや結果を共有するこれまでの取り組みなどを踏まえ、Wellcomeが1月31日に発表した声明"Sharing research data and findings relevant to the novel coronavirus (nCoV) outbreak"に賛同し署名したという。
声明の本文 (html)
※以上、Wellcome (accessed 2020-02-06)
[ニュースソース]
日本医療研究開発機構(AMED)は新型コロナウイルスの流行に対処するため、新型コロナウイルスに関連する研究成果とデータを広く迅速に共有する声明(令和2年1月31日)に署名しました ― AMED 2020/02/03 (accessed 2020-02-04)