米国のOSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)は、2月19日、連邦政府から助成を受けた研究の査読付き学術出版物、データおよびコードのパブリックアクセスに関するRFI(Request For Information、意見招請)を告示した。
本RFIは、関心のある個人および組織に対し、提言を募るもの。特に回答を期待するトピックとして、4つ挙げられている。そのひとつが「研究成果(出版物、データ、コード)の効果的なコミュニケーションにおいて、現在どのような制約があるか。研究の質向上を図りつつ、パブリックアクセスを推進するには、コミュニケーションをどのように進化させるか。またその変化の障壁あるいは機会となるものは何か」である。
締め切りは、2020年3月16日。
[ニュースソース]
Request for Information:public Access to Peer-Reviewed Scholarly Publications, Data and Code Resulting From Federally Funded Research ― Federal Register 2020/02/19 (accessed 2020-02-25)
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