Bay View Analytics社、米国の大学における教職員の講義用教材に対する意識調査のレポートを公開

2020年03月12日

北米・中南米

Bay View Analytics社は、 "Inflection Point: Educational Resources in U.S. Higher Education, 2019"を公開した。

本レポートは、米国の5,700名以上の教職員や学科長などに対して実施した、米国の大学における教職員の講義用教材に対する意識調査の結果をまとめたもの。

過去5年の間に大きな変化が生じたとし、デジタル教材を受容する教職員が増加し、印刷版よりもデジタル版の方が好まれていること、学生の教材購入費増加への懸念が増していることなどを示している。

OER(Open Educational Resources)に関するものとして、OERを採用した教職員がOERの質は市販の教材と同等と考えており、ライセンスやOERそのものの認知度が上がるなどポジティブな傾向がある一方で、今なお多くの教職員が市販の教材を採用しており、OER以外にも多くの選択肢が存在し困っているとする回答があるなど、ネガティブな傾向も示している。

Inflection Point: Educational Resources in U.S. Higher Education(pdf:全51ページ)

※以上、Bay View Analytics (accessed 2020-03-11)

[ニュースソース]

Inflection Point: Educational Resources in U.S. Higher Education, 2019 ― Bay View Analytics (accessed 2020-03-11)

Annual OER Survey:momentum Continues to Grow as Landscape Evolves ― SPARC 2020/03/10 (accessed 2020-03-11)