MITが作成した出版社との契約のための枠組みがもたらした成果(記事紹介)

2020年03月18日

北米・中南米

​MIT (Massachusetts Institute of Technology、マサチューセッツ工科大学)Librariesは、2月24日、"MIT Framework for Publisher Contracts yields new open-access model"と題する記事を公開した。

本記事は、MIT Librariesなどが2019年10月に公開した"MIT Framework for Publisher Contracts" がもたらした成果をまとめたもの。

MIT図書館が本枠組みを通じてUC(University of California)、CMU(Carnegie Mellon University)、ISU(Iowa State University)と協調しそれぞれが契約締結に至った事例(ACM(Association for Computing Machinery)とのOAパイロット契約)、その契約によって同大学の研究者による論文へのアクセスと出版が保証されたこと、他大学の図書館との新たな関係構築に寄与したことなどの成果をまとめている。

[ニュースソース]

MIT Framework for Publisher Contracts yields new open-access model ― MIT 2020/02/24 (accessed 2020-03-16)

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