CUP (Cambridge University Press、ケンブリッジ大学出版局)は、4月2日、 "Cambridge Open Engage" の本格稼働および研究者からの投稿受付の開始を発表した。
Cambridge Open Engageは、プレプリント、プレゼンテーション、研究成果報告書、ポスター、灰色文献などの研究成果を早期公開するためのプラットフォーム。分野は不問(診療関連は除く)。すべてのコンテンツを無料で閲覧でき、著者本人からのアップロードも無料だという。
学協会、研究機関、助成機関に向けたサービスも提供。組織や機関内のコンテンツ利用やホストに加え、トレンドや成長分野の洞察、早期公開研究の分析などが可能になるとしている。2018年にCambridge Open Engage 上でプレプリントサービス"APSA Preprints"を立ち上げたAPSA(American Political Science Association、米国政治学会)が、初の機関サービスパートナーになった。
[ニュースソース]
Press launches open research platform, Cambridge Open Engage ― CUP 2020/04/02 (accessed 2020-04-03)
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2019年08月06日 ケンブリッジ大学出版局、研究成果を早期公開するためのプラットフォーム"Cambridge Open Engage"を立ち上げ