高等教育におけるITの普及をサポートする米国の非営利協会EDUCAUSEは、4月3日、リモート学習に関する調査結果を公表した。
本調査は、大学などの研究機関を対象に、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）パンデミックによるリモート学習への移行に際して、学生が直面する課題や困難などについて調査したもの。
267機関からの回答を分析した結果として、学生たちは、リモート学習については帯域幅・Wi-Fiへのアクセスが最も困難で、次に学習に必要なデバイスへのアクセス、他の学生との共同作業に問題を抱えていたこと、機関サービスへのアクセスについてはインターンシップや実習へのアクセスが最も困難で、次に医療サービス、メンタル医療サービスへのアクセスに問題を抱えていたと回答した機関が多かったことなどを示している。
［ニュースソース］
EDUCAUSE COVID-19 QuickPoll Results: Help for Students ― EDUCAUSE 2020/04/03 (accessed 2020-04-07)