NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、3月26日、「研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2019」(調査資料-288)を公表した。
これは、日本・英国・ドイツの自然科学系の論文分析を行うことにより、日本の大学等部門の特徴や日本の大学の個性(強み)の把握を目的としたもの。
結果として、日本の上位大学の論文数は両国より多いか同程度だが、10~50位の大学は論文数が少ないこと、分野別の論文数では上位に位置する大学が決まっていること、日本では両国より論文数規模の小さい大学が多いが、中には特定分野において個性(強み)をもつ大学があることなどが示されたという。
また、大学等における活用を考慮して、一定の論文数をもつ日英独の大学別状況も公開している。
研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2019(html)
※以上、NISTEP (accessed 2020-04-08)
[ニュースソース]
研究論文に着目した日英独の大学ベンチマーキング2019[調査資料-288]の公表について ― NISTEP 2020/03/26 (accessed 2020-04-08)