NISTEP、「大学における研究推進支援人材が外部研究資金獲得に与える影響」を公表

2020年04月13日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、3月31日、「大学における研究推進支援人材が外部研究資金獲得に与える影響」(DISCUSSION PAPER No.179)を公表した。

これは、研究者ではなく研究推進支援人材を雇用することで、どの程度、組織の研究力強化に効果があるのか検証するためのもの。

本研究では、大学における産学官連携活動や外部研究資金獲得状況、研究推進支援人材の配置等に関するパネルデータセットを構築し、産学官連携コーディネーターとリサーチ・アドミニストレーター(URA)を研究推進支援人材とし、それら人材の有無や人数、獲得した外部研究資金の金額・契約件数との因果関係を定量的に分析した。

その結果、産学官連携コーディネーターやURAは、外部研究資金の獲得件数・金額の増加に貢献していることが明らかになったという。

大学における研究推進支援人材が外部研究資金獲得に与える影響(html

※以上、NISTEP (accessed 2020-04-10)

[ニュースソース]

大学における研究推進支援人材が外部研究資金獲得に与える影響[DISCUSSION PAPER No.179]の公表について― NISTEP 2020/03/31 (accessed 2020-04-10)