NISTEP、「数学研究に関する国際比較-『忘れられた科学』から」を公表

2020年04月13日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、3月25日、「数学研究に関する国際比較-『忘れられた科学』から」(調査資料-287)を公表した。

これは、2006 年に公表した報告書「忘れられた科学-数学」に続くもので、数学の振興施策の基本情報とするために、日本における数学の現況把握・分析を行ったもの。

その結果として、世界における数学の研究論文数のシェアは中国、米国、インドの順で、9位の日本はシェアの低下が見られること、米国やドイツでは予算を増加させるなど数学研究の重要性が増していること、日本における諸科学と数学との学際分野の論文数は増えているが、世界はさらに論文数が伸びていることなどを示している。

数学研究に関する国際比較-「忘れられた科学」から-(html

※以上、NISTEP (accessed 2020-04-10)

[ニュースソース]

数学研究に関する国際比較-「忘れられた科学」から-[調査資料-287]の公表について ― NISTEP 2020/03/25 (accessed 2020-04-10)