韓国のKISTI(韓国科学技術情報研究院)は、4月9日、KISTI DATA INSIGHT第12号 "아카이브 데이터와 알트메트릭 지수로 본 코로나19 연구 최전선"(試訳:アーカイブデータとオルトメトリックススコアでみるコロナ19研究最前線)を公開した。
これは、アーカイブおよびオルトメトリックススコアを用いて、直近3カ月のCOVID-19研究の動向を分析したもの。
結果として、3カ月の間にbioRxiv、medRxivなどに投稿されたプレプリントの累積増加率は64%、国別の投稿割合は中国56%、米国15%、フランス10%、英国5%であったこと、トピックモデルなどクラスタリング手法を用いて分析した結果、「疫学調査と予測モデル」「臨床研究」「診断/治療剤/ワクチン開発研究」などの3分野、11の主要トピック、197の研究テーマがあったことなどを示している。
その他に、アーカイブ論文のオルトメトリックススコアを分析した結果、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の生存期間、拡散モデルを用いた基礎的疫学特性、ウイルスの起源および伝搬経路など33の注目度の高い研究が明らかになったという。
KISTI DATA INSIGHT 제12호 아카이브 데이터와 알트메트릭 지수로 본 코로나19 연구 최전선 (pdf: 全52ページ)
※以上、KISTI (accessed 2020-04-13)
[ニュースソース]
KISTI, 아카이브 데이터와 알트메트릭 지수를 통해 코로나19 연구최전선 분석 ― KISTI 2020/04/09 (accessed 2020-04-13)