理化学研究所は、4月24日、スーパーコンピューター「富岳(ふがく)」の新型コロナウイルス対策を目的とした優先的な試行的利用・実施課題において、1件の追加を発表した。
追加されたのは、「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」。本課題では、理研や複数の大学、企業が連携し、「富岳」に実装を進めている熱流体解析ソフト「CUBE」を用いて、電車内などにおける高精度かつ大規模な系でのシミュレーションを実施。これにより感染リスク低減に向けた提案も行いたいという。
なお本課題で、新型コロナウイルス対策を目的とした「富岳」の優先的な試行的利用・実施課題は合計5件になったが、理研では引き続き研究提案を受け付けている。
室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策(pdf : 全1ページ)
※以上、理研 (accessed 2020-04-27)
[ニュースソース]
新型コロナウイルス対策を目的としたスーパーコンピュータ「富岳」の優先的な試行的利用 実施課題の追加について ― 理研 2020/04/24 (accessed 2020-04-27)
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