RDA(Research Data Alliance、研究データ連盟)の"RDA COVID-19 Working Group"は、4月24日、"Recommendations and Guidelines"初版を公開した。
RDAは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)流行下におけるデータ共有と再利用に関する詳細なガイドラインの作成などを目的に、同ワーキンググループを3月24日に発足。短期間でのガイドライン提供に向けて、「臨床」「地域参加」「疫学」「オミックス(Omics)」※「社会科学」という5分野のサブグループに分け作業を実施した。
初版となる本提言およびガイドラインでは、まず同ワーキンググループの機能、これまでの取り組み、基本原則および提言について説明。次いで、5つのサブグループそれぞれのガイドラインを記し、最後にサブグループ共通の研究ソフトウエアや、法および倫理に関するガイドラインを示している。
なお、同ワーキンググループおよびRDAは、本提言およびガイドラインに対するフィードバックを広く募集しているという。
※生物データ(ゲノム、タンパク質など)を集約、解析などを行う研究領域
RDA COVID-19 Working Group Recommendations and Guidelines 1st release(pdf: 全28ページ)
※以上、RDA (accessed 2020-04-28)
[ニュースソース]
RDA COVID-19; Recommendations And Guidelines 1st Release - Open For Comments ― RDA 2020/04/24 (accessed 2020-04-27)
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2020年03月26日 RDA、"RDA COVID-19 Working Group"発足を発表