BL（British Library、大英図書館）は、5月7日、UKRI（UK Research and Innovation）のOA（オープンアクセス）ポリシーに関する意見公募への回答を公開した。
BLのOAポリシーは、OAの社会的、経済的、文化的影響を認識したものであり、万人が知的遺産にアクセスできるようにするというBLの使命を反映したものであると紹介。
それを踏まえ、BLは、UKRIが提案するOAの包括的な原則を支持するとしながらも、グリーンOAや非APC（論文掲載料）モデルなどすべての著者に開かれたOAオプションをより強調すること、'Transformative' subscription deals（転換または移行的購読契約）について評価項目を定めること、OAポリシーの中に明記されたモノグラフについて非BPC（Book processing charge）モデルのサポートを積極的に進めることなど、全12項目の提言を示した。
［ニュースソース］
The British Library's Response to the UKRI Open Access Review Consultation ― British Library 2020/05/07 (accessed 2020-05-08)
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