ALAおよびACRL、米国OSTPによる連邦政府から助成を受けた研究の査読付き学術出版物、データおよびコードのパブリックアクセスに関するRFIへのコメントを公開

2020年05月13日

北米・中南米

ALA※1およびALA傘下のACRL※2は、5月6日、米国OSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)による連邦政府から助成を受けた研究の査読付き学術出版物、データおよびコードのパブリックアクセスに関するRFI(Request For Information、意見招請)へのコメントを公開した。

ALAおよびACRLは、オープンアクセス(OA)、オープン教育を推進する政策、法律を長年にわたり支持していると表明。

研究成果(論文、データ、コード)へのアクセスは今なお多くの制限があることを指摘し、連邦政府が助成した研究成果に適用される12カ月のエンバーゴ(公開猶予期間)や科学の発展を妨げる技術的障壁をなくすためのポリシーを連邦政府機関すべてに適用すること、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミックによって明らかになった閉ざされた学術コミュニケーションを是正するためにも研究成果のOA化をいち早く普及・促進することなどを提言した。

ALA-ACRL Public Access RFI response FINAL (pdf: 全5ページ)

※以上、ALA (accessed 2020-05-12)

※1 ALA:American Library Association、米国図書館協会

※2 ACRL:Association of College & Research Libraries、大学・研究図書館協会

[ニュースソース]

ALA, ACRL Submit Comments on Access to Federally Funded Research ― ACRL Insider 2020/05/06 (accessed 2020-05-12)

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