研究成果のオープンな共有を推進する助成機関のパートナーシップORFG(Open Research Funders Group)は、4月28日、米国OSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)による連邦政府から助成を受けた研究の査読付き学術出版物、データおよびコードのパブリックアクセスに関するRFI(Request For Information、意見招請)へのコメントを公開した。
ORFGは、主に2点を提言。連邦政府が助成した研究成果に適用されている12カ月のエンバーゴ(公開猶予期間)を廃止すること、機械学習や人工知能などを活用した研究成果インフラ(ツール、サービス、レポジトリ)の構築に連邦政府が継続的に投資することなどを示した。
[ニュースソース]
ORFG Submits Response to OSTP's Federal Public Access Policy RFI ― ORFG 2020/04/28 (accessed 2020-05-12)
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