Taylor & Francis社、米国OSTPによる連邦政府から助成を受けた研究の査読付き学術出版物、データおよびコードのパブリックアクセスに関するRFIへのコメントを公開

2020年05月13日

北米・中南米 ヨーロッパ

Taylor & Francis社は、5月11日、米国OSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)による連邦政府から助成を受けた研究の査読付き学術出版物、データおよびコードのパブリックアクセスに関するRFI(Request For Information、意見招請)へのコメントを公開した。

Taylor & Francis社は、連邦政府が助成した研究のためのパブリックアクセスポリシーを全面的に支持すると表明。

その一方で、ポリシー目標の達成には、研究成果の作成、普及、管理を強化するための追加的な投資および助成金調達フローの整備が必要であること、オープンな研究の取り組みへの報酬やインセンティブの向上など研究者に対するサポートを行うこと、研究の全サイクルにおいてトレーニングを強化すること、VoR(Version of Record)※への即時アクセスを通じたアクセシビリティを改善すること、出版のみならず研究サイクル全体の変革を促すことなどを求めた。

※査読、レイアウトの調整、校正などの工程を経た正式な論文。

[ニュースソース]

Taylor & Francis response to the OS​TP's RFI on access to the outputs of Federally funded research ― Taylor & Francis 2020/05/11 (accessed 2020-05-12)

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