NISTEP、博士課程在籍者・修了者に対する「新型コロナウイルス流行の研究活動への影響等に関する調査」の結果(速報)を公表

2020年07月01日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、6月26日、博士課程在籍者・修了者に対する「新型コロナウイルス流行の研究活動への影響等に関する調査」の結果(速報)を公表した。

本調査は、5月に、NISTEP博士人材データベース登録者の博士課程在籍者・修了者(退学者含む)に対し、新型コロナウイルス流行の研究活動への影響を調査したもの。回答は博士課程在籍者 729 名、博士課程修了者・退学者 376 名で計1,105名。

その結果として、約8割が新型コロナウイルスの流行がすでに研究活動に影響を及ぼしていると答えたこと、具体的な研究活動への支障としては、建物・研究室、設備(実験機器)などの利用停止が最も多く、次いで学会、シンポジウム、ワークショップなどの中止・延期だったことなどが示されている。

報告書(確報)は、8月頃に公開される予定。

速報は以下のとおり。

・報道発表(速報)(p​df:全6ページ)

・別添 1:調査結果(択一式)一覧(p​df:全20ページ)

・別添2:調査回答者の基本属性・博士人材データベースの参加大学一覧(​pdf:全2ページ)

※以上、NISTEP (accessed 2020-06-30)

[ニュースソース]

博士課程在籍者・修了者(博士人材データベ​ース登録者)に対する「新型コロナウイルス流行の研究活動への影響等に関する調査」の結果(速報)の公表について ― NISTEP 2020/06/26 (accessed 2020-06-30)