スイスのSONAR、近日IRaaS開始すると発表

2020年07月13日

ヨーロッパ

SONAR(Swiss Open Access Repository)※は、7月3日、IRaaS(Institutional Repository as a Service)を近日開始すると発表した。

IRaaSは、機関リポジトリに必要なソフトウエアおよびITインフラを提供するサービスで、SONARは、単一機関でポリシーや機能を拡張しながら運用する"dedicated portal"、複数機関で登録ポリシーを共有し共通の検索、ナビゲーションインターフェースで運用する"shared portal"の2つのサービスを提供する予定としている。

2つのサービスの共通機能として、ドキュメントのデポジット、ID認証としてSWITCH edu-ID、ORCID認証、RESTful APIsなどを搭載するという。

※RERO(スイス西部の図書館ネットワーク)、HES-SO、FHGraubündenなどからなるコンソーシアムが推進するプロジェクト。

[ニュースソース]

Institutional Repository as a Service, by RE​​RO: variants and scope ― sonar 2020/07/03 (accessed 2020-07-10)