NISTEP、「新型コロナウイルス感染症等による日本の科学技術への影響と科学者・技術者の貢献に関するアンケート調査(速報)」を公表

2020年07月13日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、7月10日、「新型コロナウイルス感染症等による日本の科学技術への影響と科学者・技術者の貢献に関するアンケート調査(速報)」を公表した。

これは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミックがもたらす科学技術への影響の把握と、科学技術の総合的推進に向けた政策立案のエビデンスを得るために6月に行った、COVID-19等による日本の科学技術への影響と科学者・技術者の貢献についてのアンケート結果の速報。回答は1,412(回答率73.7%)。

その結果として、日本の科学技術への影響については多い順に、直接的・間接的に影響を受ける(54%)、研究開発活動のあり方が変化する(39%)、新しい科学的な発見や発明・イノベーションのきっかけとなる(32%)であった。また、今後の科学技術政策の方向性については、国家的危機の克服と社会経済回復への貢献を、新興感染症対策に向け重視すべき政策については、幅広い分野での研究者や技術者の育成・確保を求める声が最も多かったという。

新型コロナウイルス感染症等による日本の科学技術への影響と科学者・技術者の貢献に関するアンケート調査(速報)(pdf:全16ページ)

※以上、NISTEP (accessed 2020-07-10)

[ニュースソース]

新型コロナウイルス感染症等による日本の科学技術への影響と科学者・技術者の貢献に関するアンケート調査(速報)の公表について ― NISTEP 2020/07/10 (accessed 2020-07-10)