APS、MPGとOAに関するパイロット契約を締結

2020年07月21日

北米・中南米 ヨーロッパ

APS(American Physical Society、米国物理学会)は、7月13日、MPG(Max-Planck-Gesellschaft、マックスプランク協会)とOA(オープンアクセス)に関するパイロット契約を締結したと発表した。

本パイロットは、購読ジャーナルへのアクセスとOA出版を1つの契約にまとめたRead & Publish契約。APSのすべてのハイブリッドジャーナル、ゴールドOAジャーナルが対象で、APSの旗艦ジャーナル"Physical Review Letters"や"Physical Review X"も含まれている。

これにより、MPGの88研究機関の著者は、Physical Reviewジャーナルに、APC(論文掲載料)や掲載手続きの負担なく、論文をOAで出版できる。本プロジェクトの対象は2020年だが、両者は来年以降についても検討中という。

[ニュースソース]

APS and Max Planck​ Society Partner on​ "Read and Publish" Open Access Pilot ― APS 2020/07/13 (accessed 2020-07-19)