USCの研究者ら、“COVID-19 Data Archive”を構築

2020年08月25日

北米・中南米

​USC(University of Southern California)は、8月19日、同校のINI(USC Mark and Mary Stevens Neuroimaging and Informatics Institute)の研究者らが、世界中のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関する研究成果のデータを集約した"COVID-19 Data Archive"を構築したと発表した。

USCは、世界中の研究者がCOVID-19に関するデータを競って収集しているが、研究が進むにつれて、情報を共有する大規模なデータベースが欠如していると指摘。世界の研究者への研究成果へのアクセスの提供や、COVID-19対応における協調を促したいとしている。

なお、本取り組みはNSF(National Science Foundation、国立科学財団)から25万2,000ドルの助成を受けているという。

[ニュースソース]

Scientists launch data archive to bolster research on COVID-19 ― USC 2020/08/19 (accessed 2020-08-24)