NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、8月31日、「科学技術に関する国民意識調査-新技術の社会受容性」(調査資料-296)を公表した。
本調査は、日本国内の革新的技術・イノベーションに対する社会受容性を調査するために、18の技術の受容性について調査したもの。約200項目の問いに対し3,000人から回答を得た。
その結果として、技術の受容は対象の技術、性別、年齢、専攻、子どもの有無などによって異なり、科学技術政策に関する意識などと関係があることが明らかになったという。またEUが行った世論調査と参考程度に比較すると、日本では人工知能(AI)に対して肯定的である一方、ロボットやAIが社会にとってよいものであり慎重な管理が必要な技術とまでは考えていないように思われるという。
科学技術に関する国民意識調査-新技術の社会受容性-(html)
※以上、NISTEP (accessed 2020-08-31)
[ニュースソース]
科学技術に関する国民意識調査-新技術の社会受容性-[調査資料-296]の公表について ― NISTEP 2020/08/31 (accessed 2020-08-31)
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