Digital Science社は、9月8日、同社傘下のRipeta社とWellcomeが、助成を受けた研究成果(論文)内のデータ、コードの可用性および再利用可能性を検証するプロジェクトのためのパートナーシップを締結したと発表した。
本プロジェクトの対象は、2016年から2019年の間にWellcomeから助成を受けた論文。Ripeta社のNLP(Natural Language Processing、自然言語処理)技術を活用し可用性ステートメントの有無に関する二値(YesかNo)回答を生成し、"Yes"になった論文のデータおよびコードが共有状況によって分類されるという。
[ニュースソース]
Wellcome and Ripeta partner to assess dataset availability in funded research ― Digital Science 2020/09/08 (accessed 2020-09-09)
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