Springer Nature社、OAブックの地理的多様性や利用状況を分析したホワイトペーパーを公開

2020年09月16日

ヨーロッパ

Springer Nature社は、9月10日、ホワイトペーパー"Diversifying readership through open access:A usage analysis for OA books"を公開した。

本ホワイトペーパーは、Springer Nature社が出版した3,934図書(OA(オープンアクセス)ブック281を含む)を対象に、OAブックの地理的多様性や利用状況を分析したもの。

OAブックは、低所得国、低中所得国の読者が多く、当該地域における学問への関心を高めることに寄与していること、OAブックは非OAブックに比べダウンロード数が10倍、引用数が2.4倍であること、オープンWeb経由のダウンロード数は機関のネットワーク経由の2倍であることなどを示している。

[ニュースソース]

Diversifying Readership thro​​ugh open access:A usage analysis for open access books ― Springer Nature 2020/09/10 (accessed 2020-09-11)​