NISTEP、「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2018年度実績)」速報版を公表

2020年09月30日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、9月25日、「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2018年度実績)」速報版を公表した。

本調査は、若手研究者を取り巻く課題を分析するために、国内の大学・公的研究機関1,176を対象に2018年度におけるポストドクター等の現況、雇用および進路に関して調査したもの。

その結果として、ポストドクター等が1人以上在籍している機関は289で計​1万5,591人、前回(2015年度)より319人減少したこと、男女比は7:3で前回より女性が微増したこと、平均年齢は37.5 歳であったことなどが示された。また、主な雇用財源は「基盤的経費」が最多で5,209人、順に「競争的資金」(3,299人)、「競争的資金以外の外部資金」(3,086人)であったこと、任期は3年未満が一番多く1万534人、契約可能な最長期間は10年以上がトップで3,346人、次が5年以上6年未満で1,991人であったことなどが示された。

ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2018 年度実績)(速報版)(p​df:全12ページ)

※以上、NISTEP (accessed 2020-09-28)

[ニュースソース]

「ポストドクター等の雇用​​​​・進路に​​関する調査(2018 年度実績)」速報版の公表について ― NISTEP 2020/09/25 (accessed 2020-09-28)