Jisc、“Publications Router”と“Haplo Repository”の相互運用開始を発表

2020年10月16日

ヨーロッパ

Jiscは、9月29日、"Publications Router"と"Haplo Repository"の相互運用を開始したと発表した。

Publications Routerは、Jiscが提供する研究成果を自動でリポジトリに追加するサービス。一方のHaplo Repositoryは、Haplo Services社が提供するオープンソースのリポジトリおよび研究情報マネジメントシステム。

相互運用により、Publications Routerに収載された論文のメタデータや全文がAPIを通じてHaplo Repositoryに送信され、取り込みもしくは公開を判断する前に、著者らは論文の確認や修正をできるようになる。

JiscのフルUK HEI(Higher Education Institution、英国高等教育機関)会員でかつHaplo Repositoryを利用する機関であれば、追加の料金を支払うことなく利用できる。

[ニュースソース]

Publications Router is integrated with H​​aplo ― Jisc 2020/09/29 (accessed 2020-10-14)

[小欄関連記事]

2019年12月26日 J​​isc、SAGE社からの"Publications Router"への論文全文の提供開始を発表