UC（University of California、カリフォルニア大学）は、10月13日、"News for Faculty:update on Elsevier and Open Access Publishing"と題する記事を公開した。
本記事は、UCがElsevier社との交渉決裂により、2019年7月以降に発行されたScienceDirect上のジャーナルにアクセスできないことを紹介。
交渉における大学の姿勢やElsevier社コンテンツへのアクセス遮断による不便について全学的な賛同を得ていること、今後の交渉においてもOA（オープンアクセス）、ジャーナル出版とオンラインアクセスの適正価格の実現に取り組む立場を堅持することなどを示している。
そのほかにも、Elsevier社コンテンツの遮断後に同大学図書館が代替手段を積極的に提供してきたこと、同社以外の出版社（Springer Nature社、CUP（Cambridge University Press）、JMIR（Journal of Medical Internet Research）、PLOSなど）との契約締結が交渉再開を後押ししたことなどを記している。
［ニュースソース］
News for Faculty:update on Elsevier and Open Access Publishing ― UC Davis Library 2020/10/13 (accessed 2020-10-19)
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