NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、11月24日、「コロナ禍を経た科学技術の未来(速報版)」を公表した。
これは、「第11回科学技術予測調査」(2017~2019年)で実現見通しを調査した702の科学技術トピック(実現が期待される研究開発課題)を対象に、コロナ禍を経た専門家の認識の変化について調査したもの。
その結果として、同調査で早い実現が予測されたトピックはより早く、遅い実現が予測されたトピックはより遅く実現する見込みであること、実現が早まるのは仕事や働き方、健康危機管理で、遅れるのは宇宙や深海、エネルギー変換であったことなどが示されたという。
コロナ禍を経た科学技術の未来(速報版)(pdf:全25ページ)
※以上、NISTEP (accessed 2020-11-27)
[ニュースソース]
コロナ禍を経た科学技術の未来(速報版)の公表について ― NISTEP 2020/11/24 (accessed 2020-11-27)
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2019年11月13日 NISTEP、「第11回科学技術予測調査 S&T Foresight 2019 総合報告書」を公表