NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、11月25日、「サイエンスマップ2018」(NISTEP REPORT No.187)を公表した。
これは、論文データベースを基に国際的に注目を集める研究領域の俯瞰的サイエンスマップを作成し、世界の研究動向および日本の活動状況を分析したもの。本マップは、その最新版で、2013~2018年の論文を対象としている。
主な結果として、国際的に注目を集める研究領域は902領域、日本の参画領域は前回(サイエンスマップ2016)の299領域(33%)から25領域減少し、274領域(30%)となった。シェアが50%以上を占める研究領域は米国の229 領域に続き中国が148領域(前回は79領域)だが、中国の先導で形成される研究領域が拡大しているという。
今回は、人工知能が関係している研究領域と、社会科学等が関係している研究領域の動向分析もそれぞれ行っている。
サイエンスマップ2018報告書-(html)
※以上、NISTEP (accessed 2020-11-27)
[ニュースソース]
サイエンスマップ2018[NISTEP REPORT No.187]の公表について ― NISTEP 2020/11/25 (accessed 2020-11-27)
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2018年10月17日 NISTEP、「サイエンスマップ2016」を公表