Natureは、11月24日、"Nature journals reveal terms of landmark open-access option"と題する記事を公開した。
本記事は、Springer Nature社が、NatureおよびNatureブランドリサーチジャーナル32誌にゴールドOA(オープンアクセス)オプションを付与したことを紹介。
9,500ユーロに設定されたAPC(論文掲載料)について、高すぎるとするOA推進者、多くの著者が見合う価値があると考えるだろうとする図書館員、他のジャーナルに比べ高額な理由は専属の編集者やスタッフを雇い出版されない多くの論文を査読しているためと話す広報担当者のコメントなどを示している。
またSpringer Nature社が、同日に、"Guided OA"と呼ばれるパイロットを開始したことを紹介。本パイロットは、投稿論文のスクリーニング後に著者が編集審査および査読のために返金不可の2,190ユーロを支払うこと、それにより通常よりも詳細なレビューレポートを得られること、採択された場合に残額を支払うシステムであることなどが示されている。
[ニュースソース]
Nature journals reveal terms of landmark open-access option ― Nature 2020/11/24 (accessed 2020-11-27)
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2020年11月26日 Springer Nature社、NatureおよびNatureブランドリサーチジャーナルに対するゴールドOAオプションの付与を発表