NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、11月27日、「博士人材追跡調査 第3次報告書」(NISTEP REPORT No.188)を公表した。
本報告書は、2012年度博士課程修了者(有効回答数1,758名)および2015年度博士課程修了者(有効回答数2,381 名)を対象に、それぞれ修了6.5年後、修了3.5年後の就業状況、キャリア意識、研究状況等を調査・分析したもの。
その結果として、博士課程で得られた「論理性や批判的思考力」が現在の仕事などに一番役立っていること、雇用先機関は大学等が最も多く、大学等および公的研究機関における任期なし(終身在職権あり)の割合が増加していること、ポストドクターの割合が減少し助教・講師の割合が増加していることなどが示されている。
『博士人材追跡調査』第3次報告-(html)
※以上、NISTEP (accessed 2020-11-30)
[ニュースソース]
『博士人材追跡調査』第3次報告書[NISTEP REPORT No.188]の公表について ― NISTEP 2020/11/27 (accessed 2020-11-30)
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