Elsevier社、Scopusに新たなOAフィルターを導入したと発表

2020年12月11日

ヨーロッパ

Elsevier社は、12月9日、Scopusに新たなOA(オープンアクセス)フィルターを導入したと発表した。

OAの定義を拡張し、オープンリポジトリで利用可能な論文(Green OA)を追加したことで、OAラベル付き論文が1,150万件から1,700万件に増加(550万件増)したという。

これによりユーザーは、検索結果ページにおいて全OA論文の表示や"Gold" "Hybrid Gold" "Green" "Bronze"といったタグによるフィルタリングが可能になったほか、詳細検索ページでOAステータスを含んだカスタムクエリも作成できるようになったという。

また、詳細検索ページおよびScopus API経由で、"Green OA"を "Green accepted" "Green final"の2つに分割できるようになったという。

[ニュースソース]

Scopus filters for Open​ Access type and 5.5 million more OA articles (17 million in total!) ― Elsevier 2020/12/09 (accessed 2020-12-10)​