Dryad、Zenodoとの連携を発表

2021年02月18日

北米・中南米 ヨーロッパ

研究データリポジトリDryadは、2月8日、同種のリポジトリZenodoとの連携を発表した。

Dryadは、新たなタブ"Upload Software"を追加。これにより、Dryad でコード、スクリプト、ソフトウェアをアップロードでき、それらを直接Zenodoに送信することができる。これまでDryadでCC 0のみとしていたソフトウェアライセンスについても、他のものを選択できる。

また、査読期間中のデータセット非公開機能や、論文採録前に対象者(ジャーナル関係者や共同研究者)だけがデータにアクセスするためのダブルブラインドURLの発行といったDryadの機能は、Zenodoにホストされるデータにも適用される。

公開後のデータセットは、DryadとZenodoのランディングページで表示され、DateCiteのメタデータが作成されるほか、バージョン管理や更新もDryadのインターフェイスで随時行えるという。

[ニュースソース]

Doing it Right:A Better Approach for Software​​ & Data ― Dryad 2021/02/08 (accessed 2021-02-17)

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