UC(University of California、カリフォルニア大学)は、3月9日、Royal SocietyとOA(オープンアクセス)出版契約を締結したと発表した。契約は2021年1月1日から2023年12月31日まで。
これにより、UCSF(University of California San Francisco)を除くUCの9キャンパスの著者は、Royal SocietyのハイブリッドジャーナルおよびOAジャーナルに制限なくOAで論文を出版できる。
本契約では、UC図書館が自動的に1,000ドルのAPC (論文掲載料)を支払い、残額は著者が研究助成金から支払うが、研究助成金が不十分な著者はAPC全額の支払いを図書館に要求できる仕組みだという。
本契約は、2021年1月1日以降に投稿された論文にも遡及して適用されるという。
[ニュースソース]
New open access agreement between the University of California and The Royal Society ― UC 2021/03/09 (accessed 2021-03-10)