Google社、Google Scholarの著者プロフィールに“Public Access”セクションを追加

2021年04月02日

北米・中南米

Google社は、3月23日、Google Scholarの著者プロフィールに"Public Access"セクションを追加したと発表した。

これは、助成機関などから資金提供された論文の公開義務の確認および管理ができるもの。

著者プロフィールページの"Public Access"セクションの"VIEW ALL "をクリックすると、 "not available""available"で分けられた公開義務が付された論文のリストが書誌情報、公開義務に関わる助成機関などともに表示される。また、リストの各論文には出版社・リポジトリなどへのリンクが付いており、リンク先で公開されている論文は全文を閲覧することができる。

また、Google Scholarにプロフィールを作成・公開している著者は、"Public Access"セクションのリストを更新・修正でき、Googleドライブ経由でPDFファイルを公開することもできるという。

[ニュースソース]

Track and manage your public access mandate​​s ― Google 2021/03/23 (accessed 2021-03-30)