NISTEP、ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2018年度実績)を公表

2021年04月09日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、3月26日、「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2018年度実績)」(調査資料-304)を公表した。これは、2020年9月に公表した速報の確定版である。

本調査は、若手研究者を取り巻く課題分析のために、国内の大学・公的研究機関1,176を対象に2018年度におけるポストドクター(以下、ポスドク)等の現況、雇用および進路に関して調査したもの。

結果として、ポスドク等が1人以上在籍している機関は289機関で、前回(2015年度)より320人減少し1万5,590人であったこと、外国籍のポスドクは前回より258人増加し4,693人であったこと、大学・公的研究機関に雇用されているポスドクの67.6%(1万533人)は任期が3年未満であったことなどが示されている。

ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2018年度実績) ―(html

※以上、NISTEP (accessed 2021-03-29)

[ニュースソース]

ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2018年度実績)[調査資料-304]の公表について - NISTEP 2021/03/26 (accessed 2021-03-29)

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2020年09月30日 NISTEP、「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2018年度実績)」速報版を公表