文科省、「令和3年版 科学技術・イノベーション白書」を公開

2021年06月15日

日本

文部科学省は、6月8日、「令和3年版 科学技術・イノベーション白書」※​を公開した。 

本白書は、4月施行の科学技術・イノベーション基本法に基づき、政府が科学技術・イノベーション創出の振興に関して講じた施策を報告するもの。第1部ではその年の話題を特集し、第2部では年次報告を行うという2部構成になっている。

第1部は「Society 5.0の実現に向けて」と題し、第6期科学技術・イノベーション基本計画が目指す社会 (Society 5.0)の考え方や、実現に向けた動向を具体的に紹介。社会のデジタル化、脱炭素化等に向けた最先端の取組、社会課題解決に向けた総合的な「知」の創出と活用、Society 5.0実現の基盤となる基礎研究力の強化、新型コロナウイルス感染症への対応の4章でまとめられている。

第2部は、2020年度に科学技術・イノベーション創出の振興に関して講じられた施策について示されている。

※令和2年版までのタイトルは「科学技術白書」であった。

令和3年版科学技術・イノベーション白書(概要)(p​df:全1ページ)

※以上、文部科学省(accessed 2021-06-14)

[ニュースソース]

令和3年版 科学技術・イノベーショ​​ン白書 ― 文部科学省 2021/06/08(accessed 2021-06-14)

白書は未来への扉~「総合知」で「一人ひとりの多様な幸せ」を実現~<特集 令和3年版科学技術・イノベーション白書> ― Science Portal 2021/06/11(accessed 2021-06-14)

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