FAIR4RS(FAIR for Research Software)WG(ワーキンググループ)※は、6月10日、FAIR4RS Principles(FAIR Principles for Research Software)を公開した。
同WGは、研究ソフトウェアは世界中の研究の基本的かつ重要な部分であるが、生産性、品質、再現性、持続可能性について依然として課題があると指摘。
研究ソフトウェアのFAIRness向上のために、同WGは、FAIR原則を研究ソフトウェアに適用し、新旧コミュニティーの取り組みを統合する方法の理解に努めたという。
本原則の中で、Findable(見つけられる)、Accessible(アクセスできる)、Interoperable(相互運用できる)、Reusable(再利用できる)のそれぞれに関連する研究ソフトウェア向けの原則、導入における課題、およびRDA、FORCE11、ReSA(Research Software Alliance)のコミュニティーでの適用についても示している。
※RDA WG、FORCE11 WG、ReSAタスクフォースとして共同招集されたワーキンググループ。
[ニュースソース]
FAIR Principles for Research Software (FAIR4RS Principles) — RDA 2021/06/10 (accessed 2021-06-14)