SNSF、ChronosHubを介してOA論文を公開するパイロットプロジェクトの開始を発表

2021年06月24日

北米・中南米 ヨーロッパ

SNSF(Swiss National Science Foundation、スイス国立科学財団)は、6月15日、プラットフォームChronosHub※を介してOA論文を公開するパイロットプロジェクトを開始したと発表した。

SNSFから助成を受けた研究者は、同プラットフォームを通じてOA(オープンアクセス)論文を公開でき、完全OAジャーナルの場合はSNSFへの申請なしにAPC(論文掲載料)の支払いが実行される。SNSFの出版助成の対象外であるハイブリッドジャーナルの場合は、所属機関と出版社間の契約にAPCの支払いが含まれるかどうかを同プラットフォーム上で確認できるという。

また、論文を投稿したいジャーナルがSNSFのOA要件を満たしているかの確認や、原稿を直接投稿できる機能を備えたChronosHub社の"Journal Finder"も利用できるという。

※APC・OA契約・助成機関ポリシーへの準拠・リポジトリへの寄託・レポートなどの管理や、著者による論文投稿先の選択をサポートする、ChronosHub社が提供するプラットフォーム。

[ニュースソース]

Open Access: simple and effic​ient publishing with ChronosHub — SNSF 2021/06/15 (accessed 2021-06-23)

Streamline Your Open Access​ Management Today! — ChronosHub (accessed 2021-06-23)

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