NISO、STMの"Peer Review Taxonomy"をANSI/NISO規格にするためのワーキンググループ設置を発表

2021年07月21日

北米・中南米 ヨーロッパ

NISO(National Information Standards Organization、米国情報標準化機構)は、7月15日、STM(International Association of Scientific, Technical and Medical Publishers、国際STM出版社協会)の査読用標準化用語集"Peer Review Taxonomy"をANSI/NISO規格にするためのワーキンググループをNISOに立ち上げると発表した。

新たに設置されるNISOのワーキンググループは、既存のSTMワーキンググループに統合されるという。

2019年、STMは、査読における透明性を高め、著者や査読者がより生産的に学術コンテンツの作成や認定ができることを目的にワーキンググループを結成した。

現在、STMはPeer Review Taxonomyのバージョン2.0を提供している。今後パブリックコメントの実施後、NISO内でのレビュー・承認を経て正式なANSI/NISO規格としてバージョン3.0を発行する予定だとしている。

[ニュースソース]

STM's Peer Review Taxonomy To Be Formalized As An ANSI/NISO Standard ― NISO 2021/07/15 (accessed 2021-07-19)

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