NSF、11の新たなAI研究機関の設立を発表

2021年08月05日

北米・中南米

​NSF(National Science Foundation、米国立科学財団)は、7月29日、2億2,000万ドルを投資し、NSFの主導による11のAI(Artificial Intelligence、人工知能)研究機関"National AI Research Institutes"を設立したと発表した。

新たな研究機関は、高齢者の自立支援ならびにケアの質の向上、農業と食料のサプライチェーンの改善策の創出などにつながる、人間とAIの相互作用やコラボレーション、最適化の促進のためのAI、AIと高度なサイバーインフラストラクチャーなど、7つの研究分野に特化するという。

本機関は、USDA (U.S. Department of Agriculture、米国農務省)のNIFA(National Institute of Food and Agriculture、国立食料・農業研究所)やGoogle社、Amazon社、Intel社などと提携し、経済や科学、エンジニアリングなどの分野における全国的なネットワークの拠点として機能する。

2020年に設立された7研究機関と合わせ、本機関の主機関やパートナー機関などが全米40州とコロンビア特別区へと拡大した。

[ニュースソース]

NSF partnerships expa​​nd National AI Research Institutes to 40 states — NSF 2021/07/29 (accessed 2021-08-03)